2001-04-05 第151回国会 参議院 厚生労働委員会 第7号
○参考人(金子晃一君) 堀先生の御質問にお答えしたいと思います。 まず第一点ですが、精神障害という方の規定が実はいまだ不明確でございます。 精神障害者、当事者の方々の中には障害と呼ばれたくないという方々も大勢いらっしゃるし、また、そうではなくて、きちんと我々を障害者として認定をしてもっと福祉を充実してくれという方もいらっしゃると。意見相半ばというところがあるわけですけれども、医学的に見ても、先ほど
○参考人(金子晃一君) 堀先生の御質問にお答えしたいと思います。 まず第一点ですが、精神障害という方の規定が実はいまだ不明確でございます。 精神障害者、当事者の方々の中には障害と呼ばれたくないという方々も大勢いらっしゃるし、また、そうではなくて、きちんと我々を障害者として認定をしてもっと福祉を充実してくれという方もいらっしゃると。意見相半ばというところがあるわけですけれども、医学的に見ても、先ほど
○参考人(金子晃一君) 阿部先生の御質問にお答えしたいと思います。 完全参加と平等というのは確かに非常に聞こえのいいスローガンであるのかもしれませんが、もともとどなたかがおっしゃいましたけれども、障害という言葉自体が非常にネガティブなイメージを持っている。むしろ、私が考えますれば、その人の特徴だと思うんです。 例えば、走るのが得意な人もいれば計算が得意な人もいる、それと同じように、物を見るのがちょっと
○参考人(金子晃一君) 金子でございます。私の方は、お手元のレジュメにございますように、新潟県立小出病院といいまして自治体系の病院で、総合病院の中で精神科の医者をやっておる者でございます。 本日は、精神障害など障害を持つ患者さんの医療を担当しているという医療提供者側としての立場、また医師という資格を持っているという医療職の一員として、今回の法律案に関しまして一言御意見を述べさせていただきたいと思っております